【初心者必見】一人暮らしでも飼いやすいおすすめペットは?

「1人暮らしでもペットは飼えるのかな?」
「初心者でも飼いやすいおすすめのペットが知りたい!」
「ペットを飼うにはどのくらいの費用がかかるの?」

これから新しくペットをお迎えしようと考えている人は、このような疑問をお持ちではないでしょうか?

今までにペットを飼った経験がなかったり、一人暮らしだったりすると、自分できちんとお世話ができるのか心配ですよね。

この記事では、

  • 飼いやすいペットの5つの条件
  • 人気の小型ペットおすすめ5選
  • 一人暮らしでも飼いやすい小型ペットおすすめ5選
  • ペットを飼う3つのメリット
  • ペットを飼う3つのデメリット

について、詳しく解説しています。
この記事を読めば、今までペットを飼ったことがない人でも、自分に合った飼いやすいペットがわかるようになりますよ。

ぜひ、最後までお読みください!

飼いやすいペットの5つの条件

見つめ合う女性と犬

この章では、飼いやすいペットの条件を5つご紹介します。

  1. 人に懐きやすい
  2. 鳴き声が小さい
  3. 抜け毛が少ない
  4. 臭いがきつくない
  5. トイレを覚える

それぞれの条件に当てはまったペットもご紹介するので、参考にしてくださいね。

では、1つずつ解説していきます。

①人に懐きやすい

ペットにするなら懐きやすい動物が飼いやすくおすすめです。
人間に対して、警戒心が強い動物はなかなか心を開いてくれないことがあります。愛情をもってお世話をしていても、まったく懐いてくれないと寂しいですよね。

犬や猫など、古くから人間と生活を共にしてきた動物は懐きやすい傾向があり、コミュニケーションがとりやすいです。
外出先から帰宅したときは、飼い主を玄関まで大喜びで出迎えてくれたり、感情表現がとても豊か。

警戒心の強い動物でも、愛情を持ってお世話をしていると、次第に懐いてくれるようになりますが、ペット初心者の人は、人に懐きやすい動物を選ぶのがおすすめです。

【人に懐きやすいペット】
犬、猫、インコ、うさぎ、モルモット、デグー、フェレット
ハムスター

②鳴き声が小さい

一人暮らしの人は、鳴き声が小さいペットがおすすめです。
アパートやマンションで飼う場合、ペットの鳴き声が大きいと、ご近所トラブルにもなりかねません。

犬や中型・大型インコなどは、構ってほしいとき、何か要求があるときに大きな声で鳴き、飼い主の気を引くことがあります。

正しいしつけを行うことである程度は防ぐことができますが、鳴き声が心配という人は、声が小さいペットがおすすめです。

【鳴き声が小さいおすすめペット】
ハムスター・うさぎ・ハリネズミ・フェレット・モルモット・金魚

③抜け毛が少ない

部屋中がペットの毛だらけになったり、洋服にペットの毛がつくのは嫌!という人は、抜け毛が少ないペットを選びましょう。

ペットは季節の変わり目となる春と秋に、毛が生え変わる換毛期があります。
特にこの時期は、多くの毛が抜けるので、毎日の掃除が欠かせません。

もし、抜け毛があるペットは嫌という人は、換毛期がなかったり、抜け毛が少ないペットを選びましょう。

【抜け毛が少ないペット】
ハムスター、ハリネズミ、金魚

〈抜け毛が少ない犬種〉

トイプードル、ヨークシャーテリア、マルチーズ、シーズー
イタリアングレーハウンド、ミニチュアピンシャー
 

〈抜け毛が少ない猫種〉
ロシアンブルー、ブリティッシュショートヘア、ベンガル
スフィンクス

④臭いがきつくない

今まで動物を飼った経験がない人は、ペットの臭いが気になるかもしれません。
臭いの原因は、主に体臭や口臭、糞尿のアンモニア臭。

排泄物の掃除を毎日きちんと行えば、それほど臭わないケースがほとんどですが、それでもペットの臭いが心配という人は、インコや金魚などは排泄物の臭いも気にならないのでおすすめです。

また、犬によっては臭いが比較的、気にならない犬種もいます。
例えば、換毛期のないシングルコートや短毛、立ち耳の犬種は、臭いが少ない傾向にあるので、飼いやすいでしょう。
【臭いがきつくないペット】
猫、インコ、ハムスター、デグー、金魚

〈臭いが少ない犬種〉

チワワ、トイプードル、マルチーズ、パピヨン

ミニチュアピンシャー

⑤トイレを覚える

飼いやすいペットの条件として、トイレを覚えることは重要です。
トイレを覚えることで、臭いの原因となる排泄物をシートや砂が消臭してくれるからです。

臭いが気になるようであれば、消臭力の高いシートや砂を使うことで、臭いを軽減させることができます。

トイレを覚えるペットは、毎日のお世話が楽になるのでおすすめです。

【トイレを覚えるペット】
犬、猫、うさぎ、フェレット、ハムスター

人気の小型ペットおすすめ5選

この章では、人気の小型ペットを以下のポイントでご紹介しています。

  • 寿命
  • 生体価格
  • 初期費用
  • 懐きやすさ
  • 鳴き声の大きさ
  • 抜け毛の量
  • 臭いのあり/なし
  • トイレを覚える/覚えない

ペットを飼うときにかかる費用や飼いやすさについて、それぞれ解説していきます。

【人気のおすすめペット①】小型犬

カップに入った犬

寿命 平均12〜15年
生体価格 平均10〜30万円
初期費用 平均5〜6万円
懐きやすさ よく懐く
声の大きさ 大きい
抜け毛の量 多い(種類による)
臭い 体臭あり(種類による)
トイレ 覚える

【人気のおすすめペット②】小型猫

猫

寿命 平均12〜18年
生体価格 平均10〜30万円
初期費用 平均3〜5万円
懐きやすさ よく懐く
声の大きさ 大きい
抜け毛の量 多い(種類による)
臭い 体臭なし
トイレ 覚える

【人気のおすすめペット③】うさぎ

子うさぎ

寿命 平均7〜8年
生体価格 平均5千〜10万円
初期費用 平均2〜3万円
懐きやすさ よく懐く
声の大きさ 鳴かない
抜け毛の量 多い
臭い 体臭なし
トイレ 覚える

【人気のおすすめペット④】インコ

2匹のくつろぐインコ

寿命 平均5〜10年
生体価格 平均2千〜3万円
初期費用 平均2〜3万円
懐きやすさ よく懐く
声の大きさ 大きい
抜け毛の量 換羽期は多い
臭い 体臭なし
トイレ 覚えない

【人気のおすすめペット⑤】フェレット

草原の中にいるフェレット

寿命 平均5〜10年
生体価格 平均2〜6万円
初期費用 平均2〜3万円
懐きやすさ よく懐く
声の大きさ 大きい
抜け毛の量 多い
臭い 体臭あり
トイレ 覚える

1人暮らしでも飼いやすい小型ペットおすすめ5選

【飼いやすいおすすめペット①】ハムスター

ブロッコリーとハムスター

寿命 平均2〜3年
生体価格 平均1〜3千円
初期費用 平均1万円
懐きやすさ よく懐く
声の大きさ 小さい
抜け毛の量 多い
臭い 体臭なし
トイレ 覚える

【飼いやすいおすすめペット②】モルモット

ハウスの中にいるモルモット

寿命 平均5〜9年
生体価格 平均5千円〜2万円
初期費用 平均2〜3万円
懐きやすさ よく懐く
声の大きさ 小さい
抜け毛の量 少ない
臭い 体臭なし
トイレ 覚えない

【飼いやすいおすすめペット③】デグー

手乗りデグー

寿命 平均4〜8年
生体価格 平均4千〜6千円
初期費用 平均1〜2万円
懐きやすさ よく懐く
声の大きさ 小さい
抜け毛の量 多い
臭い 体臭なし
トイレ 覚えない

【飼いやすいおすすめペット④】ハリネズミ

ハリネズミ

寿命 平均2〜5年
生体価格 平均2〜3万円
初期費用 平均2〜3万円
懐きやすさ 懐きづらい
声の大きさ 小さい
抜け毛の量 少ない
臭い 体臭なし
トイレ 覚えない

【飼いやすいおすすめペット⑤】金魚

泳ぐ金魚

寿命 平均10〜15年
生体価格 平均20円〜3千円
初期費用 平均5千円〜1万円
懐きやすさ 懐く
声の大きさ 鳴かない
抜け毛の量 少ない
臭い 体臭なし
トイレ 覚えない

ペットを飼う3つのメリット

少女と犬

①アニマルセラピーの効果が得られる

ペットを飼育することで、アニマルセラピーの効果を得られる、と一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

アニマルセラピーとは、動物と触れ合うことで、オキシトシンと呼ばれる幸せホルモンが分泌され、ストレスが軽減されたり、精神が安定する効果のことを指します。

癒やし効果があるだけでなく、病気にかかりにくくなったり、病気にかかったとしても治りやすくなることが科学的に証明されており、医療現場や福祉施設でもアニマルセラピーが導入されています。

動物と触れ合うことで、精神が安定し、心も体も元気になれるのは、ペットを飼ううえで大きなメリットの1つです。

②運動をする時間ができて健康的

ペットに犬を迎えた場合は、毎日、散歩に行く習慣ができます。

運動不足を解消するために、いざウォーキングを始めようと意気込んでも、1人で決めた目標だと、天気が悪かったり、今日は面倒だからやめておこうと、なかなか継続するのが難しいですよね。

しかし、犬を飼っていると、天気が悪い日でも、面倒に思う日でも、毎日、散歩に行かなければなりません。
1人で歩くよりも、犬と一緒なら散歩が楽しく感じるので長い時間歩くのも苦にならないはずです。

最近では、猫やうさぎ、フェレットなども専用の胴輪が販売されており、散歩をさせることができるので、ペットと一緒にお出かけをしてみるのもおすすめです。

③ペットを通して交流の場が広がる

ペットとの生活は、家族間でのコミュニケーションが増えるだけでなく、人との交流を作るきっかけにもなります。

知らない人でもペットが一緒にいるだけで、気軽に声をかけやすいと感じることが多く、散歩で何度も顔を合わせているうちに仲良くなったり、お互いにペットを飼っていることがきっかけで話すようになったりする場合もあるでしょう。
他にもSNSを通じて、ペットの情報交換をしていく中で、仲良くなるケースもあります。

このようにペットを飼うことは、人とのコミュニケーションをとるきっかけにもなり、日々の生活がより豊かで充実したものとなるでしょう。

ペットを飼う3つのデメリット

散歩する犬と人

①お金やお世話の時間がかかる

ペットを飼うと、自分が自由に過ごせる時間やお金が減ってしまいます。
仕事に行く前の忙しい時間も、仕事から帰ってきて疲れている時間にも、ペットのお世話をしたり、散歩に行かなくてはなりません。

ペットが生きていくために必要なフードや日用品などの出費はもちろん、ペットに適した飼育環境を作るため、エアコンなどで温度管理をする必要があるので光熱費もかかります。

また、ペットが怪我や病気をしたときは、膨大な治療費がかかることもあるため、急な出費にも備えなければなりません。

このように、ペットを飼育するには、多くの時間とお金がかかるということを、飼い始める前にしっかりと把握することが重要です。

怪我や病気など突然の出費に備えて、ペット保険に入ることもおすすめです。
ペット保険について詳しく知りたい人は、こちらをご覧ください。
万が一の怪我や病気に備えるペット保険会社3社を比較

②ペットの抜け毛や臭いが気になる

今まで動物を飼ったことがない人は、始めはペットの抜け毛や臭いに慣れるまで戸惑うかもしれません。

部屋中がペットの抜け毛だらけになってしまったり、体臭がほとんどしない動物でも、排泄物の臭いが気になったりすることもあるでしょう。

ほとんどの場合は、こまめに掃除を行うことで改善されますが、どうしても気になる人は、空気清浄機を取り入れることもおすすめです。

詳しくはコチラをご覧ください。
ペット向け空気清浄機のおすすめ8選!抜け毛や臭い対策に

③旅行に行きづらくなる

ペットを飼うと、長時間の外出や旅行に行くことが難しくなります。
もし、旅行に行く際は、家族や友人にペットのお世話を頼んだり、ペットホテルを利用しなくてはなりません。

しかし、ペットにとっては、知らない人や知らない場所に長い時間預けられることは、ストレスになります。
ペットを飼うと頻繁に旅行に行くことができなくなるのを頭に入れておきましょう。

ペットを飼うということは、命を預かることです。
このようなデメリットもしっかり理解したうえで、飼育することができるか検討しましょう。

環境の変化に弱い小動物の場合は難しいですが、これから飼うペットが犬であれば、最近ではペットと泊まれる宿も増えてきているので、一緒に旅行に出かけるのもおすすめです。

ペットと泊まれる宿で関東近郊の旅行をより楽しむ
関西でペットと泊まれる宿のおすすめ9選|特徴や注意点も解説

まとめ

この記事では、

  • 飼いやすいペットの5つの条件
  • 人気の小型ペットおすすめ5選
  • 一人暮らしでも飼いやすい小型ペットおすすめ5選
  • ペットを飼う3つのメリット
  • ペットを飼う3つのデメリット

について、解説してきました。

人気なペットから少し珍しいペットまでご紹介してきましたが、気になるペットには、出会えたでしょうか?

動物を今までに飼育したことがない初心者の人や、一人暮らしの人でも飼いやすいペットも多いので、ぜひ新しい家族を迎えるときの参考にしてみてくださいね。