ペットの監視カメラの導入を考えている人も多いのではないでしょうか。
でも、監視カメラって本当に必要なのかも悩むところです。
この記事では、ペットの監視カメラの基本的な仕組みや、どのようなペットを飼っている人に必要なのか、さらにはメリットやデメリットなど総合的に解説をしていきます。
監視カメラの購入を考えている人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
ペットの監視カメラとは?
ペットの監視カメラは「ペットカメラ」「見守りカメラ」と呼ばれることもあります。この呼び名の通り、自宅で犬や猫などのペットがお留守番をしている時の様子を確認できる性能を持っています。
最近はスマートフォンが進化したこともあって、持っているスマホで簡単にカメラの映像を確認できるようになったこともあり、家庭に購入する人が増えています。
外出先でもペットの様子を確認したい方におすすめのアイテムと言えるでしょう。
監視カメラの仕組みは?
ペットの監視カメラは主にスマートフォンに連携させるものが多いです。仕組み自体はとってもシンプルでカメラ本体とスマホをアプリで連携させるだけでOKです。
連携さえしてしまえば、あとは外出先でもアプリを起動すればいつでも自宅のペットの様子を確認することが可能となっています。リアルタイムで可愛いペットの様子を確認できるのは非常に嬉しいですね。
どんなペットに監視カメラは必要?
では、どのようなペットを飼っている時にカメラは必要なのでしょうか。
結論から言ってしまうと、全てのペットが対象となります。
犬や猫など、家の中で放し飼いをしているペットにもカメラはあると便利ですし、その他、ハムスターやうさぎなど普段はカゴの中に入れているペットでも常に様子を確認できるのでお勧めです。
ですので、どのペットだから必要と言うわけではなく、飼い主さんの考え次第で導入すると良いのですが…
・外出先でもペットの様子を見たい
仕事先などでも可愛いペットの様子を見て癒されたいという理由でペットカメラを導入する人も少なくありません。
どこにいても、常にペットに会える環境を用意したい人はペットカメラの導入をしても良いと思います。
・ひとりでお留守番できているか気になる
ペットカメラを付ける理由で多いのが「お留守番出来ているか気になる」というものです。例えば、ゲージの中で飼っていたのを、放し飼いに切り替えたタイミングなどです。
飼い主が家の中にいなくても悪戯などせずに、お留守番しているかどうかは気になるところでしょう。もし、悪戯しやすい個所などがあれば、その周りの整理をしてペットが安全にお留守番しやすい部屋作りをするために導入するのも良いかもしれません。
・体調に変化などがないか確認したい
本来なら、あまりあって欲しいことではありませんが、ペットの具合が良くなく、常に見ておかなければいけないような状態になった時はペットのカメラの導入がお勧めです。
仕事先などでも、常にペットの様子を確認できるので、万が一の事態を避けられることもあるかもしれません。
という場合に導入すると良いでしょう。
ペットの監視カメラのメリット・デメリット
ペットカメラは自宅の様子をどこでも確認することの出来る便利なアイテムですが、メリットだけではなく、思わぬデメリットもあるので、その2つについて解説していきます。
ペットの監視カメラのメリット
ペットの監視カメラのメリットは下記の通りです。
・いつでもペットの様子を確認できる
ペットの監視カメラを用意しておけば、いつでもどこでもアプリを使って可愛いペットの様子を確認することが出来ます。その為、ちょっとした時にペットを見て癒されることもできるでしょう。
・お留守番に不慣れなペットを見守れる
お留守番に慣れているペットであれば、監視カメラも必要ありませんが、最近お留守番デビューしたようなペットだと、きちんとお留守番できているかどうかは気になるところです。
監視カメラがあれば、上手にお留守番できているかどうかを確認できるので、飼い主としても安心して外出することが可能です。
・防犯グッズとしても役立てることが可能
ペットの監視カメラはペットを見る用の小さなカメラとはなっていますが、部屋の中の様子をしっかりと移しているので防犯カメラの意味合いも持っています。
カメラによっては部屋の中の様子を録画できるものもありますので、このようなタイプの監視カメラを導入すれば、ペットの安全だけでなく、自身の安全も守ることが出来て一石二鳥となります。
ペットの監視カメラのデメリット
ペットの監視カメラを導入することでのメリットは多いですが、逆にデメリットもあります。それは、飼い主によっては仕事などに集中できなくなるということです。
監視カメラがなければ、外に出ると室内の様子を確認することはできませんが、カメラがあるが故に気になってしまい、度々アプリを起動してしまうこともあるかもしれません。
このような状態では、仕事も手につかず自身の生活に支障が出てしまうので、これが唯一のデメリットと言えます。
ペットの監視カメラの上手な選び方
自宅に置くだけでたくさんのメリットを得られるペットの監視カメラですが、最近ではたくさんの種類が市場に出回っています。
その為、どれを選べば良いのか分からないこともあるでしょう。
まずは、どういった基準でカメラを選べば良いのかについて紹介していきます。
性能で選ぶ
性能を見るのはとても大事なことです。ペットカメラだからといって適当に購入しても、ただカメラ機能がついているだけで、自分が求めているような性能を持ち合わせていないこともあります。
稼働式なのか、一点固定式なのかなど、カメラの性能を確認しないと無駄金を使うことに繋がりますので「どのような監視カメラを探しているのか」と明確にしてからカメラを選ぶようにしましょう。
金額で選ぶ
監視カメラと聞くと値段が高いように思うかもしれませんが、最近のペットカメラはお手頃価格になっており高くても1万円前後となっています。ですので、金額が高すぎて手が出ないということはないでしょうが、逆に安すぎる商品もあります。
安いにこしたことはありませんが、あまり安い商品だと画像が悪かったりアプリとの接続がスムーズに行われないなどのトラブルが出やすいので出来ればあまり安いカメラは避けた方が無難かと思います。
口コミで選ぶ
性能で大体の商品をしぼり、あとは予算内かどうかを金額で決めていくのですが、最後に確認したいのは口コミです。口コミは実際に商品を購入した方の感想なので購入にとても役立ちます。
ただ、最近は「口コミを書いたら割引」などのキャンペーンを行っている業者も多く口コミを見ても「早く届きました」「これから使ってみます」といった参考にならない口コミもあるので、このような口コミは無視して、使ってみた人の具体的な感想を拾い集めて購入を決めるのが失敗しないペット監視カメラの選び方と言えるでしょう。
迷ったらコレ!おすすめペットの監視カメラBEST5
性能・価格・口コミの3つを中心に商品を探していけば、探しているような監視カメラも見つかるかと思いますが、それでも迷ってしまうことがあります。
そんな方のために、おすすめのペット監視カメラをランキング形式で紹介していきます。
1みてるちゃん
引用:amazon
楽天ランキングで22ヶ月連続1位の実績を持つのが「みてるちゃん」です。
その名前の通り、撮影範囲は垂直93度、水平360度と非常に広く暗所撮影にも対応している優れものとなっています。
クラウド録画サービスにも対応しているので、リアルタイムだけでなく、アプリを開いて確認できていなかった時の映像もしっかりと後で確認することが出来るようになっています。
また、性能的にも申し分がなく、音や動きを感知して録画を行っていくようになっている為、ペットがご飯を食べたり、トイレをしたりもしっかりと追いかけて撮影してくれます。
他のカメラとの違いは首振りスピードの速さとなっています。性能の劣るカメラだと移動がスムーズではなく、ペットの動きを追いかけきれないこともありますが、非常にスムーズな動きをする為に、しっかりペットを追いかけて撮影することが出来ます。
これだけの機能がついていて、値段は5000円未満と非常にリーズナブルなので、性能・価格をみても間違いなくNo1のペット監視カメラと言えるでしょう。
迷った時はみてるちゃんを選べば問題はないと思います。
2見守りカメラ
引用:amazon
垂直の撮影範囲は115度とみてるちゃんよりも幅広く対応しているのが、こちらの見守りカメラとなっています。水平撮影範囲は360度なので部屋の中をグルリと撮影することが出来ます。
特徴としては広角レンズが採用されていることとなっており、広々とした撮影が可能となっています。解像度も非常に優秀で明所だけでなく、暗所も鮮明に録画可能となっている為、ペットが寝ている部屋などもバッチリ移すことが出来ます。
ただ、追尾システムに関してはランキング1位のみてるちゃんよりも劣ってしまい、スムーズにペットを追いかけることは難しい一面もあります。とは言え、徒歩でゆっくり移動位であれば問題なく追尾できますが、猫が走ったりといったスピードには対応しきれない部分があるのは短所となります。
とは言え初期設定が非常にシンプルになっているので、機械の操作が苦手な方には向いています。画質を重視して簡単にペット監視カメラの設定をしたい人にはかなりお勧めとなっていますが、値段が5000円を超えてしまうので値段比較をした時はやはりみてるちゃんに軍配があがります。
3パナソニックペットカメラ
引用:amazon
ペットの監視カメラの金額相場は1万円前後となっていますが、パナソニックのペットカメラは相場の約2倍の19000円ほどとなっています。正直、価格は大きなデメリットとなっているのですが、高いだけだって「性能」だけで言えばランキング1位になってもおかしくない商品となっています。
開発元は大手のパナソニックで、その大手の技術を駆使して作られています。特徴はとにかく画質が良いところにあります。その為、画質にこだわったペットカメラを探している人にはお勧めとなっています。
また、値段が高いだけあってオプション機能が付いており1週間の動画をダイジェストにまとめるといったことが可能となっています。ペットの行動を自宅で見るだけでなく、記念動画にして保存しておきたい人には嬉しい機能かもしれませんが、単にペットの様子を見たいだけの人には必要ないので、敢えてこの金額のカメラを購入する必要はないかもいしれません。
4Google Nest Cam
引用:amazon
ちょっと意外だったのが、グーグルが監視カメラを販売しているということです。そちらがこのカメラなのですが、可もなく不可もなくという無難な一台に仕上がっています。
ペットカメラは大体が首振り機能がついており、ペットを追いかける仕様になっていますが、こちらは定点設置型でペットを追いかけることはありません。
この点がデメリットのように思えますが、広角レンズが採用されているので、部屋全体を見渡せるように配置すれば十分に使うことが可能となっています。
一室だけの撮影をしたいという時にはお勧めです。動画の履歴は有料とはなるものの30日間保存することも出来るので便利ではあります。ただ、月額630円かかるので年間8000円ほどのコストがかかることを思えば割高かもしれません。
本体価格も1万円弱とランキング1位のみてるちゃんの倍の金額になっているんどえ、定点型のカメラにこだわらなければ、みてるちゃんの購入が良いでしょう。
5ドッグカメラ/Furabo
引用:amazon
監視カメラと言えば、普通にカメラの機能だけついているのが普通です。しかし、Furaboから販売されているドッグカメラは給餌機能がついており、自動的にご飯を与えることが可能となっています。
ペットがご飯を食べている時の様子もバッチリと見ることが出来るので、外出先でもペットの可愛い姿を見たいという人にお勧めの商品となっています。ペットカメラに特化して作られている為に遠吠えをした時にお知らせする機能や録画していた動画を使ったダイジェスト機能も搭載されています。
とは言え金額が3万円もするので簡単に購入に踏み切れない点がデメリットと言えるでしょう。
まとめ
以上が、ペットの監視カメラの選び方や特徴、お勧めのカメラの紹介となります。
ペットの監視カメラと言っても、非常に多くの製品が販売されており、それぞれ長所や短所が異なっているので、じっくりと考えて購入することをお勧めします。
選ぶ際のポイントの振り返りとしては…
・購入する目的を明確にする
・価格・口コミ・性能で判断
この2点に注意すれば「買って良かった」と思える一台を選ぶことが出来るでしょう。
ペットの安全だけでなく、家の防犯にも役立つ便利なアイテムなので、ぜひ一家に一台といった感じで置いてみてはいかがでしょうか。