大切なペットとの生活を守るためには、健康への備えも大切です。
犬との時間を楽しむため、ペット保険への加入がおすすめです。
今回は犬を飼っている人に向けて、最適なペット保険をご紹介します。
ペット保険を選ぶ際のポイントや、猫を飼っている方におすすめの保険は、下記をご参照ください。
猫が健康に生活を続けるために病気や怪我に備えたペット保険を選ぶ
ペット保険に入るメリットとデメリット
ペット保険に入るためには、メリットとデメリットを把握しておく必要があります。
自身に対してどの点が利点となるのか、気をつけておくべき点はどれかを知っておきましょう。
特に、デメリットとなる点は保険を選ぶ際のポイントとしても注意しておくと、より最適な商品選びにつながります。
ペット保険に加入するメリット
まずは、ペット保険に加入することで得られるメリットをご紹介します。
掛け捨て型のため、加入に不安もあると思いますが、以下の点を知っておくだけでハードルが下がります。
いざという時の自己負担額が減る
ペットの治療は、全額飼い主さんの自己負担となるのが基本です。
そのため、軽傷であれば問題ありませんが、大きな怪我や病気はその分金額も上がります。
蓄えがあり、すぐに支払える場合は問題ありません。
しかし、保険に加入していると治療費を負担してもらえます。
商品によって割合は変わりますが、最低でも50%を補償してもらえるため、いざという時も安心です。
治療に対する選択肢が広がる
治療費の何割かを補償をしてもらえるため、高度な治療へのハードルが低くなります。
そのため、病院へも通いやすくなります。
気軽に病院へ行けるようになるため、金額を気にして最善を選択できない、といった可能性を避けられます。
保険への加入で、大切な家族であるペットの健康を守るために、治療の選択肢を広げられます。
ペット保険に加入するデメリット
ペット保険に加入する上では、メリットだけでなくデメリットも存在します。
どのような問題があるのかを確認した上で、検討をしましょう。
また、保険を選ぶ際にも以下の内容を踏まえておくと、しっかりと把握しておけばよかったといった後悔を減らせます。
健康状態によっては保険料が無駄になる可能性がある
ペットの健康状態によっては、保険を利用しなかったという場合も起こり得ます。
年齢が上がるにつれて、体調に問題が出るのが通常です。
しかし、大きな怪我や病気もなく、元気に過ごした時は支払った保険料が無駄となってしまいます。
しかし、万が一怪我などをした場合は全額自身で支払う必要があるため、備えとして加入しておくことをおすすめします。
補償内容が合っていないと全額自己負担になる
商品によって保険料と同様に、補償内容には差があります。
基本的な疾患に対しての補償はあるが、特定の病気には対象外となる場合があります。
特に、犬は犬種によって罹りやすい病気や怪我が異なります。
ペットに対して最適な保険を選ばないと、せっかく入った保険が無駄となります。
補償対象外の病気はどのようになっているか、自己負担額を減らすためにも調べましょう。
犬のペット保険で必要な内容はどれか?
犬と猫ではペット保険で、必要な補償の内容は異なります。
犬は犬種によっても必要な内容が変わるため、ペットの種類にも注意をしましょう。
多頭飼いしている人も、それぞれに合った商品を探すとより安心です。
特に犬が罹りやすい病気や怪我を知っておく
犬が罹りやすい病気や怪我を知った上で、保険を探すと自分に合った商品を探しやすくなります。
どんな病気や怪我があるか、主なものをご紹介します。
- 消化器系疾患
- ガン
- アトピー性皮膚炎
- ヘルニア
- 虫歯や歯周病
- 外耳炎
特に、消化器系は多くの犬が患いやすい箇所です。
幼いときはおもちゃなどの誤飲、シニア以降は膵炎や腸炎といった病気が多くなります。
問題が発生した時には、嘔吐や下痢といった症状が増えるため普段から注意が必要です。
また、ヘルニアも気を付けるべき怪我の1つです。
老化のほか激しい運動も、怪我を誘発させる原因となります。
治療は安静にするか外科手術となるため、もしもに備えておく必要が出てきます。
犬種によって必要な補償内容も調べる
また、犬種によっても罹りやすい病気や怪我は変わります。
ペットに必要な内容はどれか、備えておくべきことは何かを知っておきましょう。
小型犬に多い怪我や病気は、以下の通りです。
- 僧帽弁閉鎖不全症
- 椎間板ヘルニア
- 結膜炎・緑内障
- 膝蓋骨脱臼
- 水頭症
小型犬は体型の関係もあり、膝などの関節に問題が起きやすいです。
また、ミニチュア・ダックスといった胴長短足の場合は、腰への負担が大きくなりヘルニアになりやすい犬種です。
反対に大型犬に多い疾患などは、以下の通りです。
- 甲状腺機能低下症
- 骨肉腫
- 股関節形成不全症
- 拡張型心筋症
- 胃拡張・胃捻転症候群
大型犬は成長時の体重増加が大きく、関節への負担が大きくなります。
そのため、股関節への怪我につながりやすくなります。
また、胃捻転も発生しやすい病気の1つで、急な発症に備えておく必要があります。
以上の内容を踏まえて、どんな内容が必要になるかを把握しましょう。
そもそも補償されない内容は何かを知る
補償の内容は商品によって変わりますが、補償されない内容もあります。
治療目的ではない診察行為は、ペット保険では補償されません。
例えば、歯周病は対象内だが、予防目的の歯石除去は対象とはなりません。
そのほか、予防接種のワクチンやフィラリアの予防薬、ノミダニ駆除薬のほか健康診断といった内容は対象外です。
おすすめの犬用のペット保険5選
犬を飼っている方におすすめの、ペット保険を5つご紹介します。
犬種によって最適な内容はあるのか、保険料とのバランスはどうかを確認してから検討してください。
どうぶつ健保ふぁみりぃ
引用元:どうぶつ保険ふぁみりぃ
保険料 | 70%プラン 月々3,420円 50%プラン 月々2,560円 |
---|---|
補償内容 | 通院 入院 手術 |
制限 | 70%プランは通院・入院ともに最高14,000円、手術は最高140,000円まで 50%プランは通院・入院ともに最高10,000円、手術は最高100,000円まで (通院・入院は年間20日、手術は2回) |
精算方法 | 対応の病院では窓口請求 対応外の病院では直接請求 LINEで送信 |
割引 | 多頭割引 健康割増引制度 |
加入年齢 | 満7歳11ヶ月まで加入可能 |
どうぶつ保険ふぁみりぃは、窓口請求が利用できるペット保険です。
対応している動物病院を受診した際に、保険証を掲示するのみです。
お会計時には保険適用がされた価格の支払いとなり、面倒な手続きはありません。
また、対応していない動物病院を受診した場合でも、LINEで請求ができるため簡単に利用できます。
さらに、1円から保険が使えるため少額の診療費でも、負担をしてもらえます。
些細な金額でも適用となるため、病院へ通いやすくなり、気軽に受診するきっかけにつながります。
サービスとして迷子捜索もお手伝いしているので、万が一迷子になってしまっても安心です。
フリーペット保険
引用元:フリーペット保険
保険料 | 70%補償プラン 月々1,950円 50%補償プラン 月々1,590円 |
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補償内容 | 通院 入院 手術 |
制限 | 70補償プラン・50補償プランともに、通院 1日 12,500円 入院 1入院125,000円 手術 1回 100,000円 (通院は年間30日、入院は3入院、手術は1回) |
精算方法 | 直接請求 所定の書類を郵送 |
割引 | – |
加入年齢 | 生後30日から9歳未満まで加入可能 |
フリーペット保険は、免責金額の設定されていないペット保険です。
そのため、少額の診療費でも保険の請求ができ、治療に対する負担額を減らせます。
全国の動物病院に対応しているため、保険対応の病院に変更する必要はなく、気軽にかかりつけに通えます。
また、入院について、1入院における日数の制限はありません。
もし、長期の入院になってしまった場合でも、年間3入院以内であれば補償対象です。
12歳以上の保険料の上昇もないため、長く利用ができる魅力のある保険の1つといえます。
申し込みパソコンやスマホからでき、24時間お好きなタイミングで申し込めます。
うちの子
引用元:うちの子
保険料 | 70%補償プラン 月々3,090円 50%補償プラン 月々2,480円 |
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補償内容 | 通院 入院 手術 |
制限 | 70%補償プラン・50%補償プランともに、通院 1日 12,000円 入院 70%補償プラン 1日あたり30,000円 50%補償プラン 1日 12,000円 手術 70%補償プラン 1回あたり150,000円 50%補償プラン 1回あたり100,000円 (通院・入院は年間22日、手術は2回) |
精算方法 | 対応の病院では窓口請求 対応外の病院は直接請求 所定の書類を郵送 |
割引 | 多頭割引 |
加入年齢 | 満12歳11ヶ月まで加入可能 |
うちの子は12歳11ヶ月までと、シニアになってからでも加入ができる嬉しいペット保険です。
さらに、ペットの賠償責任特約が月130円で追加できます。
ほかのペットとの事故や、物を壊した場合の高額な賠償責任を保険でカバーしてもらえます。
怪我や病気のほかトラブルの補償で、毎日の生活をより安心して送れます。
また、多頭飼いをしている人に嬉しい、割引サービスも用意されています。
同一の契約者が複数商品の契約をすると、契約数に応じて2〜3%が割引がされます。
犬だけでなく猫との組み合わせもできるため、ペットを複数飼っている人は検討してみましょう。
どうぶつ健保しにあ
引用元:どうぶつ健保しにあ
保険料 | 70%補償プラン 月々3,070円 50%補償プラン 月々2,500円 |
---|---|
補償内容 | 入院 手術 |
制限 | 70%プランは入院 最高14,000円、手術は最高140,000円まで 50%プランは入院 最高10,000円、手術は最高100,000円まで(入院は年間20日、手術は2回) |
精算方法 | 対応の病院では窓口請求 対応外の病院では直接請求 LINEで送信 |
割引 | 多頭割引 |
加入年齢 | 満8歳から加入可能 |
どうぶつ健保しにあは、商品名の通りシニアにあたる8歳から加入ができるペット保険です。
さらに、加入に関する年齢の上限はないため、老後に向けて入っておきたい人に最適です。
加入した後は補償が一生涯続くため、病気が増える時期に準備をしておけます。
また、獣医師へのホットラインのサービスが付帯しています。
気になることをLINEですぐに聞けるため、不安をすぐに解消できます。
毎年1回無料で受けられるどうぶつ健活が用意されており、腸内フローラの測定をしてもらえます。
結果が良好だった場合は、通院補償も付いたどうぶつ健保ふぁみりぃに移行できるという魅力があります。
わんデイズ・にゃんデイズ
引用元:わんデイズ・にゃんデイズ
保険料 | 70%プラン 月々1,820円 50%プラン 月々1,450円 |
---|---|
補償内容 | 通院 入院 手術 |
制限 | 70%プラン・50%プランともに 通院30万円・入院60万円・手術30万円まで |
精算方法 | 直接請求 Webにアップロード |
割引 | – |
加入年齢 | 生後30から満8歳11ヶ月まで加入可能 |
わんデイズ・にゃんデイズは価格と補償のバランスがとれた、飼い主さんに嬉しいペット保険です。
保険金額は120万円まで補償され、免責金額や支払いの制限は設定されていないため、必要な分だけ適用されます。
特に通院には回数や日額の制限がないため、高い治療費も30万円までは支払われます。
手間がかかることの多い直接請求ですが、Webからのアップロードのみで簡単に済みます。
保険料の値上がりも緩やかなため、高額の保険料がかかるといった心配もありません。
まとめ
犬を飼っている方におすすめの保険を、5つご紹介しました。
自身の環境やペットの犬種によって、必要な内容は異なるためしっかり比較をしてから加入をしてください。
また、犬種ごとに気をつけておくべき疾患もまとめています。
ペットに将来どんなリスクがあるのかを、把握しておきましょう。
長く健康にペットが生活を送るために、ぜひペット保険を利用して安心できる日々を送ってください。