ペットの遺骨を大切に保管する方法やアクセサリーをご紹介

ペットの遺骨を大切に保管する方法やアクセサリーをご紹介

亡くなったペットの遺骨の管理ってどうすればいいのか?自宅にずっと置いていていいの?ペットの遺骨に関する気になる点は、多数ありますよね。

今回はペットの遺骨の保管についてや、自宅以外での供養の方法をご紹介します

大切なペットとの思い出を守るためにも、自分に合った管理方法を検討しましょう。

ペットの遺骨は自宅保管が可能なのか

モノクロの犬2匹

火葬後のペットの遺骨は、自宅での保管が可能です。

火葬場で対応してもらった場合は、そのまま納骨をするか自宅への持ち帰りの選択ができます

しかし、火葬車によって対応してもらった場合は、一時的に自宅での保管が必要となります。

自宅で保管をする際に手元に置いておける期間に縛りはないため、飼い主さんが亡くなるまで保管したり、数年後に納骨したりと自由に決められます。

自宅の好きな場所で保管ができるため、いつでもペットを身近に感じられます。

また、ペットにとって長い時間を過ごした場所で、ゆっくりと眠らせてあげることもできます。

気軽にペットとの思い出に触れたいといった場合は、自宅保管がおすすめです

しかし、自宅保管をする際には注意しておく点もあります。

手元に置き続けるということは、その間供養ができないということです。

ペットをしっかりと供養したい場合は、供養方法について検討をしましょう。

自宅に客人がよく来る場合は、保管場所も検討しておく必要があります。

お互いがより快適に過ごすためにも、第三者の目には触れにくい場所の方がトラブルも少なくなるでしょう。

さらに、自身で管理をする際は、適切な方法で行わないと後悔が残る可能性があります

適切な保管方法が大事

火葬直後は問題ありませんが、時間経過によって空気中の湿気を吸って、カビが発生する場合があります。

一度カビが発生すると、短期間で全体に広がってしまいます。

カビを発生させないためには、吸湿剤を同時に入れて定期的な交換が必要です

また、湿度の発生しやすい押入れの奥や、窓際といった場所に置かないといった対策が重要です。

密閉するとより発生しにくい状態になりますが、お骨が崩れてしまう可能性があります。

また、骨壷をしまうカバーにもカビは発生してしまいます。

定期的にカバーを干して換気を行い、清潔な状態を保ちましょう。

もし、衛生的に気になる場合は、新しい呼びの骨壷カバーを用意しておくと安心です。

色味やデザインを選んで、お部屋やペットの雰囲気に合わせたカバーで保管を楽しめます。

専門の業者に依頼をするとお骨を粉末化し、より管理をしやすくサポートをしてくれます。

より良い状態で管理するために、手頃な方法を検討してください。

また、骨壷での管理やおすすめの骨壷については、以下の記事で紹介しています。

手元での管理を検討している際は、ぜひご活用ください。

ペットの骨壷で遺骨を正しく管理!ペットの供養におすすめな骨壷BEST5!

ペットの遺骨の自宅供養以外の供養方法

墓地の写真

ペットの遺骨は自宅以外にも、さまざまな供養の方法があります。

手元以外の場所で供養をしたいと考えた際は、以下の方法を検討ください

散骨

ペットの散骨について、法律的な縛りは現状ありません

自身の手で自宅の庭や、海といった場所に粉末にした骨を撒くことは可能です。

緑のある場所のほか、海洋散骨といった方法も用意されています。

ペットとの思い出の場所に撒いてあげたい、広々とした場所に撒きたいといった際は、散骨による供養もおすすめです

散骨をする際は、粉骨にする作業が必要です。

遺骨を自身または専門の業者によって、丁寧に作業をして粉上にします。

自身での作業には準備のほか、心理的な負担もかかってきてしまいます。

反面、専門の業者に依頼をすると、粉末化や散骨に使用できるアイテムも用意してもらえます。

手間や負担を考え最後まで自身の手で進めたい方は自身で、プロに任せたい場合は依頼をして作業を進めましょう。

必ずマナーや地域によるルールを守った上で、散骨する場所を選びましょう

納骨

ペットの火葬後に、納骨という方法も選択できます。

納骨は、主に以下の場所にて対応してもらえます。

  • 納骨堂
  • ペット霊園
  • 合同供養塔
  • 人間と一緒に入れるお墓

納骨堂は専用の場所に建てられた、納骨のための建物です。

ペット霊園に納骨堂がある場合が多く、個室スペースと共同のスペースが用意されています。

寂しくならないようにほかのペットと一緒にしたい、特別なスペースでのんびり過ごして欲しいなど、飼い主さんの思いを反映できます。

費用の面もあるため、どちらがいいかをしっかりと検討した上で決定しましょう。

納骨堂を決める際には、手入れがどの程度行き届いているか、立地も含めて検討しましょう。

また、納骨はお寺などでも対応してもらえる場合があります。

ペット霊園ではペット専用のお墓の用意が可能なほか、場合によっては、自身と同じお墓で眠れるようにと人間と一緒に入れるタイプもあります。

火葬から納骨までを対応している場合もあるため、最初から納骨を検討している場合は、一貫して対応してもらえるかも確認しましょう。

ペット霊園の役割や現状については、下記の記事で詳しく紹介をしていますので、ぜひ気になる方はご一読ください。

ペット霊園ってなに?亡くなった後のお墓の現状や法律なども解説!

埋骨

埋骨は自宅の庭に、火葬後の骨を埋めるという手段です。

そのまま遺体を埋める訳ではないため、臭いや菌は発生しにくくなります。

しかし、菌や臭いの発生はゼロではないため、近隣への被害などを考える必要があります。

また、場所に注意をしないと、不法投棄とみなされる可能性もあるでしょう。

埋める場所は自宅の庭であること、引っ越しなどをする際は一緒に移動させる必要があります

遺骨を残したままにしてしまい、トラブルとならないよう配慮が必要です。

ペットの埋葬については、下記でも詳細を説明していますので、ぜひご確認ください。

ペットが亡くなったらどうしたら良い?埋葬するまでの流れを解説

分骨

納骨をしたいけれど場所が離れているため、手元にも残しておきたい人や、ペットが亡くなってもずっと側にいて欲しい、という方には分骨という手段もあります

火葬直後や四十九日のタイミングで、遺骨の一部を手元に残すことは可能です。

また、場合によっては散骨前などにも手元に残せますが、合同墓地の場合は取り出しが難しくなります。

合同墓地を検討している際は、納骨前に分骨を進めましょう。

分骨したあとは、専用の入れ物での保管が必要となります。

骨壷はもちろん、常に身につけられるアクセサリーもあるため、自身に合った方法で保管しましょう。

ペットの遺骨を納めるアクセサリーや遺骨カバーをご紹介

骨壷の写真

こちらでは、分骨した後も常にペットの側にいられる、アクセサリーをご紹介します。

ペンダントやキーホルダーなどさまざまな種類があるため、普段の生活に合わせて検討しましょう

遺骨ペンダント

ペンダントタイプの場合は、トップの部分に遺骨を入れられます

名前やイニシャルを刻印できるタイプもあり、常にペットを身近に感じられます。

肉球型やカプセル型といったさまざまな形もあり、好みのデザインを選択可能です。

また、遺骨から作るペンダントもあります。

遺骨を溶かして結晶のようにして、綺麗なアクセサリーに利用できます。

おすすめのペンダントを、ご紹介します。

ReLinne×Adonide

遺骨ペンダント

引用元:楽天 ペットメモリアルショップ Petie

価格 22,000円(税込)
サイズ 本体:約直径15×厚さ6mm
チェーン:約50cm
カラー ピンク/スカイブルー/コバルトブルー/イエロー/グリーン
刻印の有無 あり 裏面にイニシャルと数字

アドニードという遺骨と石英ガラスを、高温で溶かして固めた結晶石を使用したペンダントです

ペンダントの中にアドニードを入れられ、5色の中から好きな色を選べます。

後ろには刻印を入れられるため、アルファベットと日付けを一緒に残すことが可能です。

一つひとつをハンドメイドで作業しており、丁寧に1つだけのペンダントを作成してもらえます。

作成に必要な遺骨の量は少量のため、形を崩してしまうことはありません。

ペットとの大切な思い出を、綺麗な形で残したい場合には、ぜひ検討してください。

遺骨リング

遺骨をリングに納めて、身につけるといった方法もあります。

ペンダントよりも目に入りやすく、シンプルなデザインのため気軽に身につけられるでしょう

また、リングタイプの場合は特殊な加工をして、金属そのものに埋封させるといった場合があります。

YAKUSOKU リング SR311

遺骨リング

引用元:楽天 DEARPET 遺骨リング

価格 64,900円(税込) 素材や刻印によって値段の変動あり
サイズ リング幅:約5mm
素材 K10ホワイトゴールド/K18イエローゴールド/K18ピンクゴールド/K18ホワイトゴールド/プラチナ900
刻印の有無 あり 11,000円(税込)プラスで10文字程度の刻印可能

防水性のある素材と併用して、日常生活でも使いやすい機能性があるタイプも用意されています

微量の遺骨と樹脂で硬化させて、水や衝撃に強いタイプのリングです。

同時に、ペットの誕生石の埋め込みにも対応してもらえます。

遺骨の収納はアクセサリーのデザインによって異なるため、希望の収納方法に合わせて選択しましょう。

職人が手作業で作成をする、カスタムオーダー制を採用しているため、丁寧に一つずつ仕上げてもらえます。

作成に必要な遺骨の量は少量で、粉末の場合で耳かき1杯ほど、かけらでも米粒1粒分です。

素材は5種類用意されており、肌質や色味など好みに合わせて選べます。

刻印はオプションですが対応しており、名前や誕生日を刻むことも可能です。

さらにフォントもゴシック体や明朝体、筆記体の3つから選べるため、名前のイメージに合わせてデザインを入れられます。

常に視界に入れて身につけられるアクセサリーを希望している場合は、リングタイプがおすすめです。

遺骨キーホルダー

遺骨を納めるキーホルダーもあり、カプセルタイプが一般的です。

名前の刻印などもしやすく、アクセサリーよりも大きい商品が多くあります。

価格も手頃で、普段使用しているカバンに付けてお出かけができるため、気軽に利用できます

カプセルカバーが付属しているタイプや、ガラス管で二重構造といった商品も用意されています。

手元に置いておきたい場合は、カバーに入れられるとより安心です。

ディアペット遺骨カプセル Sサイズ 選べる巾着セット

遺骨キーホルダー

引用元:楽天 DEARPET 遺骨キーホルダー

価格 980円(税込)
サイズ 本体:約4cm×1.5cm
内寸:約深さ2.5×直径1.3cm
カラー 本体:シルバー/ブルー/ピンク/ブラック/ゴールド
巾着:ホワイト/ミント/ベビーピンク/ネイビー/エンジ/ブラック
刻印の有無

全部で5色の中から好きな色を選べて、家族ごとに分けての購入も可能です。

ガラス管に入れた後にカプセルに入れるため、万が一遺骨がこぼれるといった心配はありません

さらに、ネジ部には防水パッキンが付いているため、雨の日や水をこぼしてしまった時も安心です。

巾着の紐はサテン地のため触り心地がよく、巾着自体はベロア調となっています。

メッセージの入っているタイプと、無地のタイプを選べます。

色は6色用意されているため、ペットのイメージに合わせて検討しましょう。

遺骨カバー

アクセサリーとは少し異なりますが、遺骨カバーもさまざまなデザインが用意されています。

おしゃれなタイプから、骨壷カバーとはわからないかわいいタイプなど多様です。

お部屋の雰囲気に合せて選べるのは、嬉しいポイントです

ペット骨袋 ぬいぐるみ骨壷カバー 4寸相当(ワンサイズ)

遺骨カバー

引用元:楽天 DEARPET 遺骨カバー

価格 4,980円(税込)
サイズ 3.5〜4寸用
カラー パステルブルー/パステルピンク/アイボリー
刻印の有無

かわいらしいぬいぐるみのデザインとなっており、お部屋の雰囲気も明るくなります。

起毛素材を使用しているため、肌触りもよく、触ってしまいたくなります。

撫でたり抱っこしたりもしやすいため、ペットに寄り添いたい人には最適なアイテムです。

色は3色、犬と猫のデザインがあるため、ペットのイメージにあわせて選びましょう。

洗濯可能なため、汚れが気になる際はすぐに落とせるのは魅力です。

寂しい印象を残したくない、ペットのかわいいイメージを残したいといった際は、骨壷カバーの変更も検討ください。

まとめ

橋の向こうから走ってくる犬

ペットの遺骨に関する内容を、ご紹介しました。

自宅では期限なく手元で保管ができますが、カビの発生には特に気をつけましょう。

また、自宅以外での供養方法も多数用意されているため、飼い主さんの気持ちに合った方法を選んでください。

ペットを身近に感じられるアクセサリーや遺骨カバーでは、雰囲気を損なわないで使用できる商品もあります

大切なペットとの思い出を感じられるような、遺骨の管理を検討してください。