ペットと旅行に行ったり、長い間散歩をするにあたって、
「ペット用カートを使いたいな〜」
「ペット用バギーがあったら便利だな」
「ペットが疲れてきたから抱っこしたいけど思いな」など思ったことはありませんか。
今回は、そんな方々のためにペット用カートのおすすめ10選を選び方を含めてご紹介いたします。
最後まで読めば必ず目的のペットカートやバギーなどが見つかるのでぜひ最後まで読んで見てください。
ペットカート犬用のバギーとは?
「ペットカート/バギー」とは、赤ちゃんを乗せるベビーカーのペット版を意味します。つまり、ペット用に作られたベビーカー・バギーであり、猫に比べて散歩などで外に出かけることが多い犬を対象として作られた商品が目立ちます。
通院やトリミングへの移動の際にペットキャリーの代わりとして用いるオーナーさんもいますが、体力が落ちて自力での歩行が難しいシニア犬や怪我または病気などで歩行に制限がある場合に外の空気や刺激を感じさせる外気浴用の補助グッズとして使用されることもあります。
ペットカートの種類
「ペットバギー」と「ペットカート」を同一視しているショップも多くありますが、大切なペットに適切な商品を選んであげるためにも、ここでは「バギータイプ」と「カートタイプ」の違いをそれぞれの特色によって分けてご説明します。
バギー
「バギー」は「カート」と比較して軽量かつコンパクトに折りたたむことのできるタイプを意味します。いつでも使うことができるように車に積んでおきたいというオーナーさんや使っていない時はすっきりと収納しておきたいというオーナーさんにお勧めです。
また、通院途中に電車やバスなどの公共交通機関を利用する際は、バギーに乗せていたペットはキャリーバッグやキャリーリュックに入れてあげて、バギー自体は折りたたんでしまうという様な使い分けが可能なこともバギーを使用するメリットと言えるでしょう。
「バギー」のデメリットとしては軽量でコンパクトな反面、「カート」と比較してシンプルで簡易な作りとなっていることから「安全性が低い」という点や「安定感があまりない」などの点を挙げることができます。よって体重が重いペットを乗せる場合や長距離を「バギー」のみで移動する際には「カート」の方が安心かもしれません。
カートタイプ
「カート」はペット専用のベビーカーと考えて問題ありません。ただ、前述したように「バギー」タイプとは違い、折りたたむことができないものを正確には意味するため車などを使用せずに徒歩にてカートのみで移動する際に使用することをお勧めします。
注意点として、人間のベビーカーとは違ってペットカートを使用したまま電車やバスなどの公共交通機関を利用することは多くの場合認められていません。
他の乗客との距離も近いことから、動物が苦手な方やアレルギーを持っている方などへ配慮されたルールが定められており「ペットの全身が完全に覆われる入れ物に入っていること」が必須条件となっていることがほとんどです。
よって折りたたみ不可のペットカートの場合ですと、ぺットをキャリーバッグやキャリーリュックに入れてあげて、さらに空っぽのカートを持ったまま乗車するということになってしまうので可能な限り避けるようにしましょう。
ペットカート犬用のバギーの選び方とは
ネットショップなどで「ペットカート/バギー」を検索してみると、たくさんの種類の商品がヒットしてしまい迷ってしまうという、オーナーさんもいらっしゃると思います。
そのためには、「ペットカート/バギー」の適切な選び方を知ることが必要です。ここからは購入する前に確認したい5つのポイントをご紹介します。
ペットのサイズで選ぶ
カート・バギーがペットにとって大きすぎるとペット自身が落ち着くことができないだけではなく移動するたびに揺れてしまうという危険性があり、反対に小さすぎるとペットが窮屈な思いをしてしまいます。よってまずはペットのサイズに適切な商品を選ぶようにしましょう。
サイズの合わせ方の一例として、「ペットが立った際の頭の先から足元までの高さ」と「伏せをした状態で爪先から尻尾の先までの長さ」から、それぞれ数センチずつゆとりのあるものが望ましいと考えられます。
ベストなのは実際にペットを売り場に連れていき試乗してみることですが、なかなか難しいため購入する際は念入りにサイズを計測してからにしましょう。
それでも大きすぎてしまった場合は毛布やおもちゃの縫いぐるみなど、ペットが安心できてかつ安全なものと一緒に乗せてあげることで隙間を埋めることはできます。選ぶ上で注意したいのが「耐荷重」です。商品それぞれに耐荷重が設定されているため、安易に「小型犬用」や「中型犬用」などの目安で選ぶことは避けて必ずこの耐荷重をチェックするようにしましょう。
特に多頭飼育をしている家庭では、乗せる予定のペット全員の合計体重が耐荷重を超えていないかしっかり確認することが必要となります。また、荷物を一緒に乗せることも考えてペットの体重より少し余裕があるものを選ぶことをお勧めします。
操縦のしやすさ、快適さで選ぶ
カート・バギーの車輪の数には主に「3輪タイプ」と「4輪タイプ」の2種類が存在します。「3輪タイプ」のものは比較的小回りがききやすいため、人の多い場所や道幅の狭い道路などをよく移動する場合には、こちらの方が操縦しやすくお勧めです。また、タイヤの数が少ない分、軽い商品が多いため階段や段差を使用することが想定される場合も、持ち上げやすいというメリットがあります。「4輪タイプ」は「3輪タイプ」と比較して小回りはききませんが、タイヤの数が多い分、安定性に優れています。よって複数のペットや活発なペットを乗せる場合は、こちらの方が安心してオーナーさんも操縦できます。
また、操縦する際に意外と気になるのが「タイヤの音」です。プラスチック製のタイヤ素材の商品は比較的手ごろな価格のものが多いのですが、ガラガラと音が気になる場合もあります。逆にゴム製のタイヤ素材の商品は、お値段は少し高くなりますがプラスチック製のものと比較して、音はさほど大きくありません。
使う場所や用途で選ぶ
前述したように「バギー」は「カート」と比較して軽量かつコンパクトに折りたたむことのできるタイプ、「カート」はペット専用のベビーカーで「バギー」タイプとは違い、折りたたむことができないタイプを正確には意味します。
よって例えばペットがシニアになり、歩行は不安だが気分転換も兼ねて、お家の周囲を見せてあげたいなどの場合は折りたたむことは不要な反面、安定性が求められるため「4輪タイプのペットカート」を選択してみてはいかがでしょうか。
また、ペットOKのショッピングセンターに車で行って店内でのみ使用したい場合は、折りたたみ可能かつ小回りのきく「3輪タイプのペットバギー」を選択してみてもいいかもしれませんね。
使い勝手、保管や手入れ野しやすさで選ぶ
使い勝手において、カート/バギーに収納ポケットが付属しているかも確認したいポイントの一つです。特に外気浴の場合はマナー袋に加えて、ペット用のお水や少し地面に降ろす際のリードなど持ち運ぶグッズがいろいろとあるかと思います。
そのような時に収納ポケットがカート/バギーに付属していたら、そこに必要なものを全部入れてしまえるので便利です。
保管においては本体が折りたたみできるかどうかも大切ですが、商品によってはキャリー部分が丸ごと取り外しできる分離型も存在します。このタイプだと状況に応じてキャリー単体だけでも使用できるため、保管だけではなくキャリー分離の必要性も一緒に検討してみましょう。
カート、バギーの快適さや安全面で選ぶ
大切なペットにはカート/バギーに乗っている間も快適に過ごしてほしいですよね。そのためには、なるべく風通しがよく直射日光が避けられるものがお勧めです。特にキャリーの前後にメッシュウィンドーがついていると風が通るため、通気性が良くなります。また夏場の使用に備えて幌部分のメッシュウィンドーは日差しの向きにあわせて角度を変えることができるようになっていると、より理想的です。
また、安全性の面では飛び出し防止用のリードフックが付属しているかも必ず確認するようにしましょう。
ペットカート、バギーやベビーカーのおすすめランキング10選
最後に、「ペットカート/バギー」のおすすめしたい商品をご紹介させていただきます。
気軽に購入できるものから、特別な日のプレゼントとして贈りたいハイグレードなものなど数多くの商品の中から10個選んでみました。それぞれの特色を記載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
AirBuggy ドーム2ブレーキモデルMセット
耐荷重15kgの3輪エアチューブタイヤのペットカートです。ハンドブレーキ付フレームが搭載されており、またベビーカーと同じフレームを使用しているという、安全性に優れた商品です。キャリー部分を丸ごと取り外して車に装着することもできます。カラーも3種類用意されているため、自分のペットにピッタリの1台を選択できる点も魅力的です。
PGカート ドライブシステム
耐荷重20.4kgの4輪EVA素材タイヤのペットバギーです。4輪にも関わらず簡単に操作できて小回りがきくという点が魅力的です。キャリー部分も丸ごと取り外しできて、折りたたみも可能という利便性に富んだ商品です。また、飛び出し防止リードが2本ついていることに加えて、キャリーのカバーに内側から開けられない外部ロック式を採用し、ペットが脱走しにくくなっているのも嬉しいポイントの一つです。
CocoHeart 甘えん坊バギー!3輪ペットカート
耐荷重20kgの3輪EVA素材タイヤのペットバギーです。古いタイプはキャリー部分を取り外さなければ折りたたみ不可ですが、新しいタイプは取り外さなくても折りたたみできるように改良されています。布地部分は600デニールの厚めの生地を使っており、丈夫なので爪などのイタズラに強いところも安心です。また、後輪にはブレーキが付いていますので停車時にバギーの固定や折りたたんだ時には立て掛ける事もできます。
ペットカート エルフィ
耐荷重12kgの4輪スチール素材タイヤのペットバギーです。幌が両開きで、どちらからもペットを出し入れできるため便利です。また、キャリー部分の下には耐荷重2kgの収納バスケット、後面にはペットボトルや小物などを入れられるポケットが付いており収納の面ではとても使い勝手が良さそうです。
ペットカート ファーストクラス
耐荷重30kgの4輪アルミ合金素材タイヤのペットバギーです。キャリー部分やマットなどもすべて取り外して丸洗いできるため、いつでも清潔に保つことができます。また、幌の部分も日差しに合わせて前5段階、後ろ4段階に調節できる点やキャリー部分がワンタッチで前後に開閉できてフルオープンも可能など、利便性に富んでいる点も魅力的です。
リッチェル ミニモ
耐荷重6kgの4輪スチール素材タイヤのペットバギーです。コンパクトに設計されており小回りがきくので、狭い場所や人ごみでもスムーズに走行できます。幌部分は中央のファスナーで前面、後面ともに開閉でき、また幌止めホックを止めると開放状態が保持できるので外気浴には最適な商品です。
アイリスプラザ 4WAYペットカート
耐荷重10kgの3輪EVA樹脂素材タイヤのペットバギーです。こちらの商品の魅力は「カート・キャリングカート・キャリー・ドライブキャリー」の4通りの使い方ができるという、多機能性です。さらには背面ポケット、下段バスケット、ドリンクホルダーなど収納もたっぷり付いているため様々なシーンで活用できます。
折りたたみペットカート
耐荷重15kgの3輪オックスフォード素材タイヤのペットバギーです。前輪が360°回転するため方向転換がしやすく、片手で操縦できるほど身軽にスイスイ動かせるので操作時の負担を減らすことができます。キャリー部分は4箇所がメッシュになっており通気性も抜群です。カラーも8色用意されているため、お気に入りのバギーを選ぶことができます。
ピッコロカーネ CARINO2
耐荷重20kgの4輪サスペンション付きのペットバギーです。衝撃を吸収するサスペンションが付いているので、少し繊細なペットや段差が多い道でも安心して使用することができます。また、ハンドル部分に取り付け可能なドリンクホルダーも付いているのでペット用のお水はもちろんなこと、オーナーさんの水分補給用のドリンクも手軽に持ち運びできます。
タンスのゲン 折りたたみペットカート
耐荷重20kgの4輪EVAフォーム素材タイヤのペットバギーです。前輪が360°回転し、衝撃を吸収するサスペンションも付いているので、様々なシーンで活用できます。さらにキャリー部分の下には耐荷重5kgの収納バスケット、後面には500mgペットボトルが2本入るポケットが付いています。また、使わないときは単なるキャリーとして移動することもできるので利便性に富んだ商品です。
まとめ
いかがでしょうか?バギータイプかカートタイプ・耐荷重・車輪の数・タイヤの素材・収納場所などペットカート/バギーにはさまざまな選び方が存在します。いろいろと比較して、ペットのためにも安全で機能的なものを選んであげてください。