ペットとの旅行は、思い出作りとしても最適なお出かけです。
しかし、普段とは異なる環境になるため、気を付けるべきポイントは多くあります。
より快適な旅行とするためにも、準備を万全に整えておきましょう。
今回は移動手段やおすすめのスポットをご紹介しますので、ぜひ今後の旅行の参考にしてみてください。
ペットとの旅行での主な移動手段は?
目次
ペットとの旅行で、主な移動手段としては車の利用がメインです。
しかし、ペットの体格によっては列車や、船などでゆったりとした移動を楽しめます。
飼い主さんの都合や、旅行先との距離を考慮して移動手段を選んでください。
車
一番多くの方が移動手段として、挙げられるかと思います。
ご自身で車を所持している場合は、旅行のためにレンタカーを手配をする必要がなく、手軽に利用できます。
シートを倒して広々としたスペースも確保でき、お気に入りの毛布などと一緒に過ごせます。
また、好きなタイミングで休憩が取れるため、ペットへのストレスも少なく済みます。
荷物も積み込めるので、量を気にせずに運搬できるのも嬉しいポイントです。
普段から車に乗り慣れている場合であれば、移動中もリラックスして過ごせます。
旅行先が近い場所であれば、車での移動がおすすめです。
列車
ペットとの旅行は、列車による移動も可能です。
ペットと隣の座席や足元で、過ごせるため様子を見ながら旅行を楽しめます。
しかし、ペット用のプランや座席の予約が必要となるため、手間や費用がかかります。
また、一緒に移動ができるペットの体格に制限があるため、大型犬などは利用できません。
さらに、ケージに入れても問題ないか、慣れない環境に長時間いても落ち着いていられるかなどの問題もあります。
移動に時間がかかるだけでなく、周囲への配慮も必要となります。
知らない環境でも落ち着いて過ごせるよう、事前に人が多い場所に慣れさせておくなどの準備をしておきましょう。
しかし、一緒に移動をできる楽しみがあるため、車を利用しない方には最適な移動方法です。
飛行機
長距離や海外旅行の際には、飛行機での移動が主になります。
電車や車などよりも早く着くため、移動時間が短く済むのは嬉しい点です。
また、大型犬のような体格の大きいペットも、乗れるため長距離の際は利用しやすい移動手段といえます。
しかし、体格が大きい場合は飛行機を降りた後の移動手段が少ないため、どのように移動するかを準備してから利用しましょう。
移動をする際は貨物室に預けられるため、顔を見て過ごすことはできません。
熱中症のリスクなどがあるため、預ける際は対策をしておくことが必要です。
カウンターにて手続きをして預けますが、拘束時間が長くなるため、ペットと離れる時間もほかの移動手段より長くなります。
費用もかかるため、時間やその後の移動とのバランスを加味した上で検討してみてください。
フェリー
フェリーは移動に時間がかかりますが、ペットと一緒に過ごせる専用客室であればゆったりと過ごせます。
フェリーはご自分の車で乗り込み、到着後も車で移動ができるので気軽に利用できます。
車があれば荷物の心配のほか、周囲のことを気にする必要がないためリラックスして旅行を楽しめます。
しかし、フェリーは移動に時間がかかるため、1泊などの短期間での旅行には不向きです。
また、出航のスケジュールも決まっているため、時間に合わせた行動が必要となります。
長距離かつ時間をかけてゆったりと旅行を楽しみたい方は、フェリーでの旅行もおすすめです。
ペットとの旅行で気を付けるポイント
ペットとの旅行では、通常の旅行よりも気をつけておくべきポイントがあります。
特に注意が必要なポイントを、2つご紹介いたします。
持ち物に気を付ける
ペットとの旅行では、ペットのための持ち物を用意しておく必要があります。
特にペットが普段から食べているフードや、お水の準備は重要です。
食べ慣れたフードなら、アレルギーなどの心配もなく安心です。
おやつなども用意しておくと、知らない場所でもリラックスして過ごしやすくなります。
また、トイレシートも十分な数を用意しておきましょう。
車に敷いておいたり、宿で敷いておいたりすると、粗相の時でも安心です。
また、汚れてしまった時もすぐに吸収できるので、用意をしておきましょう。
移動する際や宿で過ごす際には、ケージが必要とされる場合もあります。
普段から使い慣れているものや、持ち運びのしやすいケージを事前に準備しておきましょう。
同時にペットの愛用品を一緒に持っていくと、より落ち着いて過ごせるようになります。
万が一の場合に備えて、鑑札札や迷子札もしっかりと準備しておきましょう。
迷子になってしまった際に、すぐに連絡が着くようにしておくと安心です。
宿での過ごし方
ペットとの旅行では持ち物はもちろん、宿での過ごし方にも気を付ける必要があります。
まず、提出する必要があるかどうかを確認しておきましょう。
混合ワクチン接種証明書や、狂犬病の予防ワクチンを証明する書類の提出が求められることがあります。
事前にファックスなどでの提出か、当日その場で提出する必要があるのかも含めて確認しておくと、スムーズに宿泊できます。
宿泊に際し、手頃に利用できる価格であるかも確認しておくと、安心です。
ペットとの宿泊が可能の宿でも、ペットが立ち入れるエリアが決まっています。
お部屋以外に、どこまで立ち入ってよいのかを事前に確認しておきましょう。
ロビーやレストランは入ってもいいのか、またペットのご飯は用意されるのかも確認しておくと安心です。
レストランでペットのご飯が用意される場合や、ペット同伴可であれば、一緒に過ごせる時間が増えます。
また、宿によっては家族風呂などの貸切風呂で、露天風呂まで一緒に入れるようになります。
さらに、犬の場合はドッグランなどの専用施設があるかを確認しておくと、より楽しく過ごせます。
ペットがよりリラックスして過ごせるよう、環境が整っているかを確認しておくと安心です。
ペット旅行におすすめの宿泊場所3選
ペットとの旅行を楽しむために、おすすめの宿泊場所をご紹介します。
都内から近い場所や、周囲を気にせず過ごせるコテージなど、都合に合う宿があるか探してみてください。
都内からも行きやすい「那須高原ホテルフォレストヒルズ那須withDOGS」
引用元:楽天トラベル 那須高原ホテルフォレストヒルズ那須withDOGS
那須高原にある森に囲まれた、温泉付きのコテージホテルです。
ペットのための設備や備品も用意されているため、安心して滞在時間を楽しめます。
ドッグランが完備されているため、のびのびとストレスなく過ごせる環境が用意されています。
屋内にはフリースペースもあるため、ペット同士の交流も楽しめます。
さらに、グッズショップやライブラリーも併設されているため、ペットのためのお買い物もできます。
レストランではペットの同伴が可能なため、一緒に食事を楽しめます。
ペット用フードも用意されており、化学調味料などが使用されていないため安心して利用できます。
また、お部屋でペットとの食事を楽しむプランも用意されており、落ち着いた食事が取れます。
お部屋はコテージのため、周囲の人を気にせずに過ごせるのは嬉しい点です。
天然温泉も付いているため、飼い主さんもペットもリラックスした時間を過ごせます。
ホテルでは送迎サービスが用意されているため、列車を利用して訪れても安心です。
ゆったりとした空間で宿までの時間を楽しめるので、ぜひ利用を検討してみてください。
送迎サービスは事前の相談が必要ですので、日程が決まり次第連絡をしておきましょう。
九州でゆっくり過ごす「湯布院ガーデンホテルドッグラン&リゾート」
由布岳を望む位置にあるホテルで、ペットも自分の足でお部屋まで入れます。
宿のお風呂は3タイプが用意されており、大浴場や露天風呂のほか家族風呂もあります。
家族風呂は貸切のため、浴室内まではペットと一緒に過ごせるのは嬉しいポイントです。
お部屋も3つのタイプが用意されており、洋式タイプと和式タイプ、コテージタイプがあります。
コテージであれば吠え声も気にならないため、気軽に過ごせます。
さらに、お部屋は毎日オゾン脱臭・除菌もしているため、ほかのペットの臭いが気になることはありません。
ドッグランも完備されており、体格別で利用ができるので安心して遊べます。
室内にもドッグランが用意されているため、雨の日でもゆっくりと過ごせます。
お部屋にはケージが用意されているため、ケージの持ち運びをする手間は減らせます。
レストラン内はペットの同伴が不可のため、お部屋でのお留守番となります。
しかし、約60種類のバイキングが用意されており、お好きな料理をゆったりと楽しめます。
宿泊時には1年以内の、狂犬病およびワクチン接種証明書が必要のため、事前に準備をしておきましょう。
宿の近くにはペットと一緒に、食事を楽しめる飲食店があります。
お店によってはテラスの対応となるため、事前にお店に確認しておくと安心です。
犬のグッズや人形を扱ったお店もあるので、旅の思い出にペットのアイテムを購入する楽しみも味わえます。
また、湯布院市街地からも車ですぐの位置のため、観光もしやすいです。
コテージで周囲を気にせず過ごす「カントリーコテージ和樹あい愛」
富良野にある田園の中に建っている、貸切コテージのホテルです。
3つのコテージと管理棟の2階がコテージとなっており、内2つはバリアフリー設計になっているため、車椅子の方も安心して過ごせます。
ペットとの宿泊ができるコテージは、サイドコテージと2ndコテージのみですので、事前に希望の日程で部屋が空いているか確認をしておきましょう。
ごはん皿やペットシートは無料で貸し出しをしてもらえるので、事前にホテルへ連絡をしましょう。
また、看板猫たちもおり、ペットだけでなく猫ちゃんとの時間も楽しめます。
宿はコテージタイプのため、ペットの臭いや歩く音などを気にする必要がありません。
周囲の人を気にせずに済むため、ペットも飼い主さんも落ち着いて過ごせます。
コテージ内には洗濯機や物干し竿が用意されているため、飼い主さんやペットの洗濯物が干せるのは嬉しいポイントです。
雨で濡れてしまった時なども、すぐに綺麗になるため汚れ物を持って帰るストレスが減ります。
サイドコテージには有料のバーベキュー設備もあるため、ゆっくりとご飯を楽しめます。
夏はすぐ近くで咲くひまわりを、冬は雪が降り積もり静かな空間で過ごせるホテルです。
周辺にはラベンダー園や、ケンとメリーの木など有名なスポットが多くあります。
プライベート空間での落ち着いた宿泊と、人気のあるスポットでの観光も楽しめます。
まとめ
ペットと一緒に旅行を楽しむための、ポイントや宿をご紹介しました。
移動手段は車のほか、列車やフェリーなど多く用意されているため、都合に合わせて選んでみてください。
ゆったりと移動時間も楽しむためにも、ペットの体格や性格を考慮しておきましょう。
また、ペット用の持ち物が必要となるため、何を持っていくべきか宿に提出するものがあるかよく確認しておくと、安心です。
特に犬との旅行では、ドッグランなどが併設された宿だと、ストレスを溜めずに過ごせます。
ペットとの旅行がより快適で楽しいものとなるよう、周辺の観光スポットなども合わせて計画をしてみてください。